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関根 由莉奈
型技術, 36(8), p.70 - 73, 2021/08
凍結伴う溶媒と溶質の相分離現象を利用することにより高強度なセルロースナノファイバーゲルが形成することを発見した。詳しいゲル化メカニズムや形成したゲルの性質について紹介する。
岡田 尚; 大内 仁; 近藤 勲; 根本 剛
PNC TN8410 91-164, 4 Pages, 1991/09
核燃料サイクル施設において扱う溶液を,凍結乾燥,低温蒸留,晶析などの低温プロセスで処理する方法がある。これは試薬を使用しないため,副生廃棄物の発生が少なく,かつ,放射性核種の環境放出量を大幅に低減すると共に,溶液などのクローズドシステム化にもつながる。そこで本報告では,核燃料サイクル施設へ低温プロセスを適用するLOTUS(Low Temperature Utilizing System)プロセス開発の一環として,硝酸プルトニウム溶液,硝酸ウラニル溶液および硝酸プルトニウム・ウラニル混合溶液の低温下(-60度C)での挙動を観察した。そして,凍結乾燥法および晶析法によるプルトニウムおよびウランの相互分離が可能なことを確認した。
眞鍋 早知; 松原 菜摘; 三枝 純; 武石 稔
no journal, ,
現在、東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う汚染水中のトリチウムについては、分離が困難であることから処理方法が定まっていない。トリチウムは他の放射性核種に比べ被ばく線量への寄与は小さいものの、漏えい等に伴う風評被害を防止するためには、多種、多数の海産物中のトリチウム濃度を迅速、正確に測定することが重要である。なお、海産物中のトリチウムには体液などにトリチウム水として存在する組織自由水中トリチウム(TFWT)、有機物の炭素や酸素と結合している有機結合トリチウム(OBT)がある。またOBTも結合力の弱いO-H等として結合している交換型OBT、結合力の強いC-H等として結合している非交換型OBTの2つに分類される。これらTFWT, 全OBT, 非交換型OBTを迅速に分析する方法を検討した。通常、分析測定に掛かる期間は1試料につき既存法ではTFWT: 約1ヶ月、全OBT:約2ヶ月、非交換型OBT:約3ヶ月を要する。そこで分析測定に掛かる期間を短縮するため、(1)環境試料を組織自由水と乾燥試料に分離回収する手法を凍結乾燥のみではなく、加温を取り入れた方法、(2)乾燥試料を燃焼する際の供試量と水の生成量の関係について検討した。その結果、測定に十分な試料水を従来よりも短い時間で回収するための基礎データが得られたので報告する。
佐野 雄一; 渡部 創; 宮崎 康典; 安倍 弘; 長谷川 健太
後藤 一郎*
【課題】粒子径が従来よりも大きく、粒子径の均一性が比較的高い粒子を製造することができる粒子製造方法を提供する。 【解決手段】本発明に係る粒子製造方法は、組成物を、振動するノズルから、撹拌機により撹拌された溶媒中に滴下し、組成物が含まれる粒子を造粒する造粒工程(ステップS1)と、前記造粒工程(ステップS1)で得られた溶媒を含む粒子から、溶媒を除去し、粒子を得る溶媒除去工程(ステップS2)と、を含むことを特徴とする。